華やかさの陰に~0.1mm単位の石合わせ~

虹と扇のデザインは固まりましたが、最大の難関は0.1mm単位のサイズのグラデーションで色石を集めることでした。

 

例えば  1.1mm、1.2mm、1.3mm, 1.4mmという感じです。

 

このジュエリーの決め手は色石なので、絶対に妥協は許されません。

 

心当たりの石屋さん、知り合い、展示会等、思いつくところ全て問い合わせました。

 

石は色、輝き、内包物が全て違うので、同じ石は2つと存在しません。全ての石が「唯一無二」の存在なのです。

 

ダイアモンドは供給量が多く、無色なので比較的探しやすいですが、色の濃い石は個々の石の輝き、色の違いがはっきりと出て、合わせるのが本当に大変です。

 

そんな色石を0.1mm単位で合わせて行くのは至難の業です。

 

写意のように多数の色石の中から探して合わせてゆくという気の遠くなるような作業を延々と繰り返しました。

 

「終わりなき旅」に思えました。

 

色石の調達の目途が立つまでに2カ月もかかりました。

 

「終わりなき旅」に思えた石合わせも業界のネットワークでうまく解決して、次の段階へ進むことができました。

 

完成品を見ると華やかでも水面下にはいくつもの苦労があります。

 

皆さんもそういう事ってありますよね?

Ibuki Ariga Karin Oshima の紹介

ジュエリーを通して現在の貴方と未来の貴方を繋ぐ、夢の実現のお手伝いをしております。モダンなデザインと卓越した職人の技が調和したジュエリーが特徴。大量生産では決して実現できない、時間と手間のかかる作品を手掛けています。環境保護で海外へ出かけていた時のイメージをジュエリーに盛り込んでいます。 2012年JJAアワード入賞(国内最高峰のジュエリーデザインアワード)、入賞作品は箱根ラリック美術館に展示された。(期間限定) 2013~定期的にベルギー王国大使館で展示会を主催 2016年5月ベルギー王国大使館後援「アール・ヌーボーの都ブリュッセルとジュエリー」主催 2016年10月 ベルギー王国大使館後援「ブリュッセル王宮とプリンセスたちのジュエリー」主催 JJA webサイト http://www.jja.ne.jp/index.html 作品PDF http://www.jja.ne.jp/event/awards/pdf/awards2012.pdf 箱根ラリック美術館 http://www.lalique-museum.com/
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